iPhone買取・販売専門店のリノスマです。
iPhoneを売るときに端末代金の残債を確認しなければいけないのは、皆さんご存知でしょうか?
iPhoneを分割で購入して、まだ支払いがある状態のことを「残債あり」といいます。
残債があるとネットワーク利用制限がかかっている状態で、買取価格にも影響してきます。
今回はiPhone買取のプロが「ネットワーク利用制限の確認方法」と「買取価格に及ぼす影響」について徹底解説をしていきます
iPhoneのネットワーク利用制限の確認方法
iPhoneのネットワーク利用制限の状態は、以下の方法で確認することができます。
メモしたIMEI番号を、キャリアのネットワーク利用制限の確認サイトに入力することで、iPhoneが利用制限の対象となっているかを調べることができます。
・ドコモ
・au
・ソフトバンク
確認の結果、「○」であれば利用制限はかかっていませんが、「△」や「×」の場合は何らかの理由で利用が制限されている状態です。ネットワーク利用制限の状態によっては、iPhoneの買取価格に大きく影響する可能性があるため、売却前の確認が重要となります。
また、多くの買取店では査定前に上記の方法でネットワーク利用制限が確認されるため、かかっている場合はほぼ確実にバレます。
ネットワーク利用制限の解除手順
ネットワーク利用制限が「△」や「-」の状態になっている場合、以下の手順で制限を解除できる可能性があります。
まず、分割払いが完了しているのに「△」表示のままの場合は、支払い後、数週間以内には自動で「⚪︎」になるので、急いで売ることがなければそのままにしておけば、自動で変わります。
完済していない場合は残りの残債を支払わない限り、「⚪︎」にはなりません。
一方、修理や交換で製造番号が変更されたために「-」表示になっている場合も、キャリアに連絡して状況を説明します。
「交換した端末に利用制限の判定がついていないので、判定をつけてもらえますか」と依頼します。
いずれの場合も、事前に端末のIMEI番号や契約情報を控えておくとスムーズです。ネットワーク利用制限の解除ができれば、iPhoneの買取価格がアップする可能性があります。
ネットワーク利用制限が×の場合の解除方法
上記の例はネットワーク利用制限が「△」や「-」の状態の場合であり、「×」の場合はどうなるのでしょうか?
ネットワーク利用制限が「×」になっているiPhoneを「○」の状態に戻すには、以下のような方法があります。
- 盗難や紛失によって「×」になった場合
iPhoneが盗難や紛失に遭い、キャリアによって利用制限をかけられた場合は、まずiPhoneを取り戻すことが先決です。iPhoneが見つかったら、警察に被害届の取り下げを相談します。その後、キャリアショップに行き、身分証明書を提示して利用制限の解除を依頼します。 - 分割払いの滞納によって「×」になった場合
分割払いの支払いを滞納したことでネットワーク利用制限が「×」になった場合は、まず滞納分を完済します。その後、キャリアショップまたはキャリアの窓口に連絡し、分割金の支払いが完了したことを伝えて、ネットワーク利用制限の解除を依頼します。 - 身に覚えのない利用制限がかかっている場合
身に覚えのない利用制限が「×」になっている場合は、キャリアショップまたはキャリアの窓口に連絡し、事情を説明して利用制限解除を依頼します。iPhoneの契約状況を確認してもらい、必要であれば異議申し立ての手続きをします。 - 中古iPhoneを購入したら「×」だった場合
中古iPhoneを購入したところ、ネットワーク利用制限が「×」だった場合は、まず売主に連絡を取り、事情を説明して「○」にしてもらえるよう交渉するのもいいですが、「×」の場合、滞納や盗難品の可能性もあり、返品してもらうのが無難でしょう。
いずれの場合も、iPhoneのIMEI番号(製造番号)と、本人確認ができる書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)を用意しておくとスムーズです。
ただし、ネットワーク利用制限が「×」の状態のiPhoneを「○」に戻すのは簡単ではありません。
状況によっては、解除ができなかったり、解除までに時間がかかったり、手数料が発生したりする場合もあります。
iPhoneを購入する際は、必ずネットワーク利用制限の状態を確認し、「×」のiPhoneは避けるのが賢明です。もし「×」のiPhoneを購入してしまった場合は、上記の方法を参考に、キャリアや売主とよく相談して対処していきましょう。
残債ありiPhone買取可能なのか?
多くの買取業者は「△」のiPhoneも買い取ってくれますが、残債が多いほど買取価格は下がることもあります。一方、「×」はネットワーク利用が制限されている状態で、「赤ロム」とも呼ばれます。
「×」のiPhoneは多くの買取業者で買取不可、もしくは大幅な減額対象となります。
条件付きで買取を行っていたり、制限の理由によっては通常価格で買い取ってくれる場合もあるようです。
したがって、ネットワーク利用制限が「△」や「×」のiPhoneを売却する場合は、複数の買取業者に相談してみることをおすすめします。
査定は無料のことが多いので、いくつかの業者に条件を確認してみると良いでしょう。
ただし、「×」のiPhoneは利用に大きな制限があるため、たとえ売却できたとしてもかなり安い価格になることは覚悟しておく必要があります。 可能であれば、事前にキャリアに相談して利用制限を解除してもらうのがオススメです。
買取後に分割支払いをしないとどうなるのか?
これはネットワーク利用制限が「△」で分割支払い中のiPhoneを買い取ってもらった後に支払いが滞ると、ネットワーク利用制限が「×」となります。
多くの買取店が支払いを完済することを条件に買取を行うため、支払わずにネットワーク利用制限が「×」となると、買取代金の全額返金要請や買取額の倍額などを元の持ち主に請求するなど法的な処置を行うお店が多いです。
*買取店によって条件は違います。
なので、ネットワーク利用制限が「△」で買取をしてもらった場合、必ず完済をするようにしましょう。
リノスマでは買い取ってくれるのか?
リノスマではネットワーク利用制限が「△」のiPhoneは買取することが可能です。
残債の日数で減額ではなく、機種によって異なりますが2,000円〜3,000円ほど、残債なしのiPhoneより買取額が減額となります。
逆にそれ以外はネットワーク利用制限が「△」であっても、通常のiPhoneと同じく査定をさせていただきます。
ネットワーク利用制限が「×」のiPhoneは盗難品などの可能性もあるので、リノスマではトラブル防止のため買取を行なっておりません。
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分割払い中のiPhoneを高く売るコツ
分割払い中のiPhoneを少しでも高く売るためのコツは以下の通りです。
- できるだけ残債を減らしてから売却する
分割払いの残債が多いほど、iPhoneの買取価格は下がる可能性もあります。 したがって、売却前にできるだけ支払いを進めて残債を減らしておくことが重要です。買取店によっては残債が少ないほど、高値で売却できる可能性が高くなります。
*リノスマでは残債の金額によって減額幅が変わることはありません。 - ネットワーク利用制限の状態を確認・解除する
買取前に支払いを済ませ、利用制限を「⚪︎」にすることで通常のiPhoneと同じ、買取額で買い取っていただけるので、なるべく支払いを行うようにしましょう。 - 端末をきれいに掃除する
iPhoneを売る前に、本体をきれいに掃除しておくことも大切です。ホコリや指紋、皮脂汚れなどを丁寧に取り除き、できるだけ綺麗な近い状態に近づけましょう。査定は人間の手で行われるため、汚れが目立つiPhoneは買取価格が下がる原因となることもあります。綺麗に掃除することはネットワーク利用制限の有無に関わらず行うようにしましょう。
以上のように、残債を減らす、ネットワーク利用制限を解除する、端末をきれいにする、といった点に気をつければ、分割払い中のiPhoneでも少しでも高く売ることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
残債はなるべく完済して、買取に出すことをオススメしますが、ネットワーク利用制限があっても買取を行ってくれるお店も多いです。
無料で査定してくれるお店も多いので、買取を希望する方は是非見積もりを行ってみましょう。
リノスマではiPhone8〜iPhone14シリーズまでの買取を行っております。
ネットワーク利用制限が「△」のiPhoneももちろんですが、画面が割れたり、壊れたiPhoneも高額で買い取っているので、家に古いiPhoneが眠ったままになっている方は是非買取にも出してみてください。
すべて郵送で買取を行うので、自宅にいながら簡単に買取出すことができます。
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