iPhone買取・販売専門店のリノスマです。
中古のiPhoneを探しはじめると、たいていの人が一度はつまずくのが「SIMフリー版とキャリア版、どっちを買えばいいの?」という疑問ではないでしょうか。
見た目はまったく同じiPhoneでも、どこで売られた端末なのか、いつ発売されたモデルなのかによって、電波のつながりやすさや、あとから必要になる手続きの手間はけっこう変わってきます。
この記事では、その2つの違いを構造からかみ砕いたうえで、それぞれの良し悪し、そして買う前に必ず見ておきたいチェックポイントまで、順番に解説していきます。
SIMフリー版とキャリア版の違いを比較

細かい話に入る前に、まず全体像をつかんでおきましょう。SIMフリー版とキャリア版は、どこがどう違うのか。主な項目を一枚の表にまとめました。
| 比較項目 | SIMフリー版 | キャリア版 |
|---|---|---|
| 主な販売元 | Apple Store・家電量販店 | ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル |
| SIMロック | なし | 旧モデルはあり(要解除) |
| 対応バンド | 国内主要バンドを網羅 | 販売元キャリアに最適化される場合あり |
| 中古価格 | やや高め | 比較的安い傾向 |
| 流通量 | 少なめ | 多い |
| 赤ロムのリスク | 原則なし(一括購入品) | 分割購入品に残る場合あり |
ざっくり結論を先に言うと、「回線を自由に選びたい・トラブルを避けたい」ならSIMフリー版、「今使っているキャリアと同じ回線で、とにかく安く買いたい」ならキャリア版が向いています。以下で、その理由をひとつずつ掘り下げていきます。
SIMフリー版とは
SIMフリー版というのは、Apple Storeや家電量販店などで、通信会社との契約とはセットにせず、端末だけで売られたものを指します。買った瞬間から、どの会社のSIMカードを挿しても動くように作られています。
特定の回線に縛られていないので、格安SIM(MVNO)でも大手キャリアでも、好きな会社を選んで挿すだけ。契約の乗り換えも、端末を買い替えることなく行えます。
この身軽さが、SIMフリー版のいちばんの持ち味です。
キャリア版とは
一方のキャリア版は、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルといった通信会社から売り出された端末を指します。ここで気をつけたいのが古いモデルです。
2021年9月30日以前に発売されたモデル、たとえばiPhone 12シリーズより前の世代のキャリア版には、購入元のキャリア以外の回線を使えないようにする「SIMロック」がかかっているものが少なくありません。このロックがかかった端末を別の会社の回線で使いたい場合は、一定の条件を満たしたうえで「SIMロック解除」という手続きを踏む必要があります。
解除が済んだ端末は「SIMロック解除済み(SIMフリー化済み)」と呼ばれ、使い勝手としてはSIMフリー版とほぼ同じになります。ただし、作られたときの仕様の名残が一部残ることもあります。
「白ロム」「赤ロム」とは?
中古iPhoneを探していると、「白ロム」「赤ロム」という耳慣れない言葉に出くわすことがあります。SIMフリーやキャリア版とセットで語られることが多いので、ここで意味を整理しておきましょう。
白ロムとは、SIMカードが抜かれた(契約情報が入っていない)状態の端末のこと。中古ショップで売られているiPhoneは、基本的にこの白ロムです。
SIMフリー版もキャリア版も、SIMが入っていなければどちらも白ロムと呼ばれます。「白ロム=SIMフリー」ではない、という点だけ押さえておけば大丈夫です。
これに対して赤ロムは、キャリアから通信を止められてしまった端末のこと。前の持ち主の料金未払いなどが原因で、モバイル通信も通話も使えなくなった状態を指します。
中古選びで最も避けたいのが、この赤ロム化した端末です。詳しくは後半のチェックポイントで解説します。

じゃあ「白ロムのSIMフリー版」っていう表記を見たら、SIMが入っていなくて、しかもロックもかかってない端末ってこと?

その通りです。一番自由度が高い状態ですね。逆に「白ロム」とだけ書いてあってSIMロックの記載がない場合は、ロックの有無を必ず確認しましょう。
iPhone 13以降はキャリア版でもSIMフリー

「キャリア版=SIMロックがかかっている」というイメージを持っている人は多いのですが、これは今や半分正解、半分は時代遅れの認識です。ここ数年で、ルールが大きく変わりました。
きっかけは、2021年10月1日から適用された総務省のガイドライン改定です。これ以降に発売される端末は、SIMロックをかけて売ることが原則として禁止されました。
iPhoneでいえば、iPhone 13シリーズあたりからがこの流れにあたります。実際、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社とも、iPhone 13シリーズはSIMロックをかけずに販売しました。
つまり、iPhone 13以降のモデルであれば、たとえドコモやauで買われたキャリア版であっても、最初からSIMフリーの状態だと考えて問題ありません。中古で選ぶときも、この世代なら「ロック解除の手間」を気にする必要はほぼなくなります。
逆に言えば、注意が必要なのはiPhone 12シリーズ以前のキャリア版です。この世代を中古で買う場合は、SIMロックが残っている可能性があるため、後述する確認作業がより重要になります。
SIMフリー版・SIMロック解除済み・キャリア版の違いを整理
ここで、混同されやすい3つの状態を並べて整理しておきます。言葉は似ていますが、中身は少しずつ違います。
| 状態 | 回線の縛り | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| SIMフリー版 | なし | もともとどの回線でも使える。Apple販売品など |
| SIMロック解除済み | なし | 元キャリア版を解除した状態。使い勝手はほぼSIMフリー |
| キャリア版(ロックあり) | あり | 購入元の回線でしか使えない。要解除 |
通信のロックという一点だけで見れば、「SIMフリー版」も「SIMロック解除済み」も同じゴールに立っています。
中古iPhone選びでつまずきやすい落とし穴は、こちらの記事でも詳しくまとめています。
キャリア版iPhoneの「対応周波数(バンド)」の壁

SIMフリー版とキャリア版の違いのなかでも、意外と見落とされがちなのが「対応している周波数帯(バンド)」の差です。SIMロックが解除できたとしても、この壁だけは残ることがあります。
スマートフォンは、国や通信会社ごとに割り当てられた電波を使って通信しています。そしてiPhoneのモデルによっては、売り出したキャリアの周波数帯に合わせて最適化されていることがあり、ここが後々の電波の入り方に効いてきます。
日本の主要キャリアの対応バンド一覧(2026年版)
日本の主要キャリアが使っている代表的な4G(LTE)の周波数帯を、ざっとまとめておきます。とくに「プラチナバンド」と呼ばれる帯域が、つながりやすさのカギを握ります。
| キャリア | 主なプラチナバンド | その他の重要バンド |
|---|---|---|
| NTTドコモ | Band 19(800MHz) | Band 1・Band 3・Band 21 |
| au | Band 18/26(800MHz) | Band 1・Band 11・Band 41 |
| ソフトバンク | Band 8(900MHz) | Band 1・Band 3・Band 41 |
| 楽天モバイル | Band 28(700MHz/2024年6月〜) | Band 3(1.7GHz)・au回線(Band 18) |
補足:楽天モバイルは長らく自前のプラチナバンドを持っていませんでしたが、700MHz帯(Band 28)を獲得し、2024年6月27日から運用を開始しました。これにより、以前は弱点だった屋内や地下でのつながりやすさが改善傾向にあります。なお、電波の届かない場所を補ってきたau回線のローミング(パートナー回線)は、2026年9月30日に終了が予定されています。
表を見て「番号が多くてよくわからない」と感じても大丈夫です。ざっくり言えば、各社ごとに得意な電波が割り振られていて、その電波を掴めるかどうかで、つながりやすさが変わってくる。まずはそう理解しておけば十分です。
周波数帯が合わないと何が起きる?
最近のiPhone、だいたいiPhone 11以降のモデルは、国内の主要バンドをひととおりカバーするマルチバンド設計が基本になっています。そのため、この心配はかなり減りました。
問題になりやすいのは、それより古いモデルや、一部のキャリア専用モデルです。こうした端末は、他社の「プラチナバンド」に対応していないことがあります。
プラチナバンドというのは、700MHz〜900MHz帯の電波のこと。障害物に強く、地下や山あいでもつながりやすい、いわば縁の下の力持ちのような電波です。
具体例を挙げましょう。ドコモで買った古いiPhoneのSIMロックを解除して、そこにソフトバンク回線のSIMを挿して使うとします。
このとき、ソフトバンクの主力プラチナバンドである「Band 8」を端末がうまく掴めないことがあります。すると、ビルの中や郊外で電波が弱くなったり、最悪の場合は圏外になったりする、という現象が起こり得ます。
その点、AppleからそのままSIMフリー版として売られた端末は、国内の主要キャリアの周波数帯をまるごとカバーしています。どの回線を選んでも電波の入り方が安定しやすく、毎日持ち歩くうえでじわじわ効いてくるポイントです。
自分のiPhoneの対応バンドを確認する方法
「この端末、使いたい回線のバンドに対応しているのかな?」と気になったら、確認はそれほど難しくありません。手順はシンプルです。
- iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」でモデル番号(型番)を調べる
- Apple公式サイトの技術仕様ページで、そのモデルの対応バンドを見る
- 使いたい回線のプラチナバンド(ドコモBand 19、auBand 18、ソフトバンクBand 8、楽天Band 28など)が含まれているかチェックする
とくに楽天モバイルをメイン回線として考えている場合は、Band 28(700MHz)に対応しているかどうかが、地下やビル内での快適さを大きく左右します。中古で買う前のひと手間として、覚えておいて損はありません。
「eSIM」と「SIMフリー」の違い

もうひとつ、中古iPhone選びでよく混同されるのが「eSIM」と「SIMフリー」です。名前が似ているので同じものだと思われがちですが、実は指しているものがまったく違います。
SIMフリーは、これまで説明してきたとおり「端末が特定の回線に縛られていない状態」を指す言葉で、端末側の性質の話です。一方のeSIMは、スマホ本体に埋め込まれたデジタルのSIMのこと。物理的なSIMカードを挿さなくても、オンラインで契約情報を書き込めば通信できる仕組みを指します。
| 用語 | 指しているもの | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| SIMフリー | 端末の状態 | どの回線でも使える端末 |
| eSIM | SIMの種類 | 本体内蔵のデジタルSIM |
SIMフリー版のiPhoneなら、物理SIMとeSIMを1台で併用する「デュアルSIM」運用も自由自在です。仕事用とプライベート用で番号を分けたり、海外用のeSIMをサッと追加したり。この柔軟さも、SIMフリー版を選ぶ地味な魅力のひとつと言えます。
なお、端末を手放すときのSIMの扱いについては、こちらで詳しく解説しています。
SIMフリー版の中古iPhoneを選ぶ4つのメリット

中古のiPhoneを買うなら、最初からSIMフリー版(あるいは確実にSIMロックが解除された端末)を選んでおくと、いくつか具体的な得があります。順番に見ていきましょう。
1. 通信会社を自由に選べる
SIMフリー版のいちばんの強みは、回線選びに制限がないことです。月額料金の安い格安SIM(MVNO)への乗り換えもスムーズで、サブ回線として別会社のeSIMを足すデュアルSIM運用も気軽にできます。
使いながら「やっぱりこっちの会社に変えよう」と思ったとき、すぐ動ける身軽さがあります。
2. 海外での利用がスムーズ
旅行や出張で海外に行ったとき、現地の空港などで売っている旅行者向けのプリペイドSIMや、海外対応のeSIMを買って挿すだけで、その国の通信網が使えます。これがキャリア版でSIMロックがかかったままだと、海外のSIMはそもそも認識してくれません。
現地で「あれ、つながらない」と焦らずに済む。この差は、いざというときに地味に大きい安心材料です。
3. ネットワーク利用制限のリスクが低い
キャリアで分割払いで買われた端末には、残りの支払いが止まると通信を止められてしまう「ネットワーク利用制限」という仕組みがついています。一方、Apple Storeなどで一括購入された純粋なSIMフリー版なら、このキャリア特有の制限、いわゆる赤ロム化のリスクが原則としてありません。
中古で買ったあとに、ある日突然使えなくなる。そんな事態を避けやすいのです。
4. 下取り・再販のときに買い手がつきやすい
意外と見落とされがちなのが、手放すときの話です。SIMフリー版は回線を選ばず誰でも使えるため、いざ売却するときにも買い手が見つかりやすく、値落ちしにくい傾向があります。
「買うとき」だけでなく「売るとき」まで見据えると、SIMフリー版は長い目で得をしやすい選択と言えます。
キャリア版の中古iPhoneを選ぶメリットと注意点

ここまで読むと、SIMフリー版一択に思えるかもしれません。ただ、キャリア版にはキャリア版なりの良さもあります。
そもそも中古市場に出回っている数はキャリア版のほうが圧倒的に多く、選べる幅が広い。ここは見逃せないポイントです。
キャリア版のメリット:価格が比較的安い
中古市場では、キャリア版、とくにSIMロックが解除されていない状態の端末は、SIMフリー版より数千円〜1万円ほど安く値付けされている傾向があります。同じモデル・同じ状態でも、この価格差は無視できません。
ここでひとつ、考え方を紹介します。もし今契約している通信会社と、買おうとしている端末のキャリアが同じなら、SIMロックを解除しなくてもそのまま使えます。
つまり、あえて同じキャリアの端末を選ぶことで、購入費用をぐっと抑えられる。そういう賢い買い方も成り立ちます。

今ドコモを使ってるなら、ドコモ版のキャリア版を買えば、安いうえにそのまま使えるってことか。

はい、回線を変える予定がないならとても合理的です。ただし次に説明する「赤ロム」のリスクだけは、必ず確認してくださいね。
キャリア版の注意点:ネットワーク利用制限(赤ロム)の存在
キャリア版の中古を買ううえで、いちばん気をつけたいのがこの「ネットワーク利用制限」です。キャリアは端末ごとの製造番号(IMEI)に紐づけて、支払い状況を3段階で管理しています。
- 〇(まる):端末代金が支払い終わっている状態。利用制限がかかる心配はありません。
- ▲(さんかく):端末代金がまだ分割払いの途中で、前の持ち主が支払いを続けている状態。今は使えますが、この先に支払いが止まると「赤ロム」になる可能性が残ります。
- ×(ばつ):代金の未払いや不正な契約などで、キャリアから通信機能を完全に止められた状態、いわゆる「赤ロム」です。Wi-Fiは使えるものの、モバイルデータ通信や通話は一切できません。
中古ショップで「▲」の端末を買うなら、万が一「×」に変わってしまったときの保証、いわゆる「赤ロム永久保証」があるかどうかを必ず確認してください。安さだけで飛びつくと、ある日突然スマホが使えなくなり、泣きを見ることになりかねません。
「設定画面→一般→情報」から見れるIMEIを下記のサイトや各キャリアのIMEIからネットワーク利用制限を確認できますので、気になる方はそちらをご確認ください。
中古iPhone購入時に必ず確認すべき5つのチェックポイント

フリマアプリのような個人間取引でも、中古専門店でも、iPhoneを買う前に見ておきたい項目は共通しています。次の5つは、少し面倒でも一つずつ確かめてください。
1. SIMロックの状態
端末の「設定」→「一般」→「情報」と進み、「SIMロック」の欄を見ます。ここに「SIMロックなし」と出ていれば、その端末はSIMフリーで、どの会社のSIMでも使えます。
特定のキャリア名が表示されている場合は、解除の手続きが要るというサインです。
2. IMEI(製造番号)とネットワーク利用制限
端末ごとに割り振られた15桁の識別番号が「IMEI」です。この番号を、各キャリアが用意している専用の確認サイトに入力すると、利用制限のステータス(〇・▲・×)が調べられます。
フリマアプリなどで買う場合は、商品説明にIMEIがちゃんと書かれているか、まずそこをチェックしてください。書いていなければ、出品者に聞いてみるくらいの慎重さがあっていいと思います。
3. バッテリーの最大容量
iPhoneのバッテリーは、使い込むほど少しずつ劣化していきます。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で、新品時と比べた今の容量(%)が確認できます。
目安としては、この数値が80%を切ると、iOS側から劣化を知らせる表示が出るようになり、電池の持ちもかなり短くなってきます。中古を選ぶときは、この数字を判断材料の一つにするといいでしょう。
4. アクティベーションロックの解除
前の持ち主のApple IDが紐づいたままだと、初期設定の途中で「アクティベーションロック」がかかり、端末がまったく使えなくなってしまいます。これは絶対に避けたいところです。
「探す(iPhoneを探す)」がオフになっていて、しっかり初期化されているか、ここを必ず確かめてください。
5. 画面・外装・防水性能の状態
見た目のキズだけでなく、画面のタッチ反応、ボタンの効き、カメラのくもりなども確認したいところです。とくに注意したいのが防水性能で、過去に分解修理を受けた端末は、内部の防水シールが劣化していることがあり、新品時と同じ耐水性は期待できません。
写真だけでは判断が難しい部分なので、状態表記のていねいなショップを選ぶのが安全です。
高品質な中古iPhoneをお探しなら「リノスマ」がおすすめ

とはいえ、です。バッテリーの劣化具合、目に見えない内部の不具合、落ちてしまった防水性能。こうしたリスクを、個人で一つひとつ見抜くのは、正直かなり難しいものです。
その難しさをまるごと引き受けて、安心して長く使える端末を届けているのが、iPhone買取・販売専門店の「リノスマ」です。
リノスマで買うメリット
プロのスタッフによる厳格な整備基準
リノスマには、累計10,000台を超えるスマートフォン修理を手がけてきた専門スタッフが在籍しています。入荷した端末はすべて、細かく検査したうえで整備しています。
機能・動作に問題がないと確認できたものだけを、厳選して販売しています。だからこそ、「中古だけど中身は安心」という状態でお渡しできるのです。
長持ちするバッテリー交換済み製品が多数
中古iPhoneでいちばん気になるのは、やはりバッテリーの寿命ではないでしょうか。リノスマでは、バッテリーを交換済みの製品を数多く取りそろえています。
買ったその日から残量を気にせず使える。そんな状態でお渡しできる体制を整えています。
✔︎ 交換バッテリーについて
整備で使う交換用バッテリーは、日本の電気用品安全法(PSEマーク)の基準をクリアした、安全性の確かな部品だけを採用しています。発熱や異常なふくらみといったトラブルの心配を抑えるため、部品の品質管理には特に気を配っています。
✔︎ 防塵・防水テープ
ここは意外と知られていない話です。iPhoneは画面を開いて修理やバッテリー交換をすると、工場出荷時に貼られていた内部の防塵・防水テープが剥がれ、密閉性能が落ちてしまいます。
リノスマでは、整備したすべてのiPhoneに、組み立てのタイミングで新品の防塵・防水テープを貼り直しています。長く使ううえで、じつはとても大事なひと手間です。
*一度分解している都合上、新品同様の防水性能を保つことはできません。水濡れにはご注意ください。
よくある質問
SIMロックを解除すれば、物理的には他社のSIMカードを認識するようになります。ただし、端末が対応している周波数帯(バンド)が、契約する格安SIMの回線(ドコモ系・au系・ソフトバンク系)と合っているかは、別途確認が必要です。とくにドコモ回線特有のBand 19や、au回線のBand 18に対応していない他社版の古い端末だと、郊外や地下での通信品質が落ちる恐れがあります。
「▲」は、前の持ち主が端末代金を分割払いの途中であることを意味します。買った直後は問題なく通信できても、数カ月後に支払いが止まった時点で「×(赤ロム)」となり、通信ができなくなるリスクが残ります。購入するなら、万が一赤ロム化した場合に全額返金や同等品交換を行う「赤ロム永久保証」を掲げている専門ショップを選ぶのがおすすめです。
SIMロック解除が正常に完了した端末は、通信のロックという点ではSIMフリー版とまったく同じ状態になります。ただしハードウェアの仕様として、元のキャリアに最適化された周波数帯の構成になっている場合がある点、そして起動時にキャリアのロゴが表示されたり、消せないキャリア専用アプリが一部残ったりする点は異なります。
はい。Apple Store(オンラインおよび直営店)で単体購入できるiPhoneは、すべて最初からSIMロックがかかっていない完全なSIMフリー端末です。どの通信会社のSIMカードでも、挿入するだけでそのまま使えます。
まとめ
中古iPhoneを選ぶとき、将来の回線変更の自由度や、ネットワーク利用制限によるトラブルを完全に避けたいのであれば、迷わず「SIMフリー版」を選ぶのが確実です。iPhone 13以降のモデルなら、キャリア版であっても最初からSIMフリー状態なので、そこまで神経質になる必要はありません。
一方で、今契約しているキャリアと同じ回線を使う予定があって、初期費用をとにかく抑えたい。そんな人にとっては「キャリア版」も十分に有力な選択肢になります。
どちらが正解というより、あなたの使い方しだい、というのが実際のところです。そのうえで、どちらを選ぶにせよ、次の3つだけは必ずクリアした端末を選んでください。
- ・SIMロックが解除されているか、または自分の回線に対応しているか
- ・ネットワーク利用制限が「〇」であるか、あるいは店舗による永久保証があるか
- ・バッテリーの最大容量が十分に残っているか、または適切に交換されているか
これらを個人間取引だけで見極めるのは、どうしてもリスクが伴います。だからこそ、品質管理やバッテリー交換、防水対策まで行き届いた信頼できる中古専門店を上手に活用すること。
それが、失敗しない端末選びへの一番の近道だと思います。





