rinosma iPhone買取・販売専門店のリノスマです。
皆さん、赤ロム端末はご存知でしょうか？
中古iPhoneなどを取り扱うお店やネットなどでたまに見たことがあるかもしれません。
この赤ロム端末は基本的には端末代金の未払いなどで通信制限がかけられたスマホになるのですが、他のキャリアで使えたりWi-fiなどでは使えないのでしょうか？
今回はiPhone買取のプロが「赤ロムは他の回線やWi-Fiで使えるのか？」と「赤ロムを売る場合がどうすればいいのか？」について徹底解説をしていきます。
赤ロム端末とは？
では、最初に赤ロムとはなにか？について解説をしていきます。
赤ロムの基本
赤ロムとは、携帯電話会社との契約が解除された状態の端末のことを指します。
契約解除後、端末の利用制限がかかってしまい、契約していたキャリアの回線が使えなくなることをいいます。
赤ロム端末は、正規の販売ルートで購入した端末であっても、次に紹介する理由などで赤ロムになる可能性があります。
また、中古で購入した端末が赤ロムである場合もあります。
赤ロムが発生する原因
赤ロムが発生する主な原因は以下の通りです。
- ・端末分割払いの滞納
- ・端末補償サービスの悪用
- ・端末の盗難・紛失後に、不正に利用された
これらの原因により、端末の利用制限がかかってしまい、赤ロム状態になることがあります。
赤ロム端末の確認方法
赤ロム端末かどうかを確認するには、以下の方法があります。
・端末にSIMカードを挿入して、電源を入れた際に、利用制限がかかっている旨のメッセージが表示される
・端末にSIMカードを挿入しても、電波が掴まない
・端末にSIMカードを挿入しても、通話やデータ通信ができない
その他、下記の記事でも紹介したようにIMEI番号を確認し、自分で下記のサイトからネットワーク利用制限を確認することが可能です。
基本的にネットワーク利用制限が「×」の場合は赤ロムの判定になります。
赤ロム端末は他の回線で利用可能なのか？
ここから本題の「赤ロムは他の回線では使用可能なのか？」についてみていきます。
SIMロック解除の可否
赤ロム端末を他のキャリアの回線で使用するには、SIMロックを解除されている必要があります。
SIMロックとは、特定のキャリアのSIMカードしか使用できないように端末に設定されているロックのことです。
しかし、赤ロムは事前にSIMロックが解除されていない限り、ロック後の解除は困難です。
なので、赤ロム前にSIMロックが解除されているかどうかや、2021年10月1日以降に発売された機種は原則SIMロックがかかっていないので、その辺を先にチェックする必要があります。
他のキャリアのSIMを使う
SIMロックが解除された赤ロム端末は、通信制限がかけられたキャリア以外は基本的に通信を使用することができます。
ただし、上記の通りSIMロックがかかっていると解除しないと他のキャリアは使用できないので、使用が難しくなります。
プリペイドSIMや格安SIMは使用可能か？
赤ロム端末は、プリペイドSIMを利用することもできます。
プリペイドSIMは、契約期間や最低利用料金などがなく、必要な分だけチャージして利用できるSIMカードです。
また、格安SIMも使用することが可能です。
格安SIMは、大手キャリアよりも料金が安く、赤ロム端末でも利用できる場合が多いです。
ただし、すべての格安SIMが赤ロム端末に対応しているわけではありません。使用する格安SIMが赤ロム端末に対応しているかどうかは、格安SIMの提供会社に確認してください。
また、格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしているので、例えばドコモで通信制限をかけられた場合、同じドコモ回線を使用した格安SIMは使用できません。その点も注意をしてください。
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赤ロム端末はWi-Fiで利用可能なのか？
では、キャリア通信ではなく赤ロム端末はWi-fiで使用することは可能でしょうか？
答えは「使用可能」です。
Wi-fiはキャリア通信とは別通信となるため、赤ロムでも問題なく通信は可能です。
Wi-Fi環境の設定方法
Wi-Fiの設定方法は、以下の通りです。
1. 端末のWi-Fi設定を開きます。
2. 利用可能なWi-Fiネットワークの一覧から、接続したいWi-Fiネットワークを選択します。
3. Wi-Fiネットワークのパスワードを入力します。
4. 接続ボタンを押します。 Wi-Fiネットワークのパスワードは、Wi-Fiルーターの側面や底面に記載されています。
公共Wi-Fiスポットは利用可能？
公共Wi-Fiスポットは、カフェや図書館など、公共の場所で利用できる無料のWi-Fiネットワークです。
こちらも問題なく使用できます。
ただし、公共Wi-Fiスポットでパスワードが設定されていないWi-fiはセキュリティ上のリスクがあるため、赤ロム端末に限らず利用する際は注意が必要です。
特に、個人情報や金融情報を入力する際は、安全なWi-Fiネットワークを使用するようにしましょう。
赤ロム端末は中古として売ることができる？
万が一、赤ロムになってしまった場合は中古端末として売ることはできるのでしょうか？
赤ロム端末は下記の記事でも紹介したように買い取ってくれるお店は少ないです。
ただ、ネットワーク利用制限が△のスマホはリノスマを含め、多くの買取業者が買取を行ってくれます。
赤ロム端末は通信制限があるのは勿論のこと、盗難品である可能性もあるので、買い取ってくれる業者が少なく、買い取っても安い価格で買い取られることが多いです。
なので、当たり前ですが分割でスマホを購入した際はしっかり支払いを完済して、もしくは分割中は基本的に中古で売れますが、売った後もしっかり支払いを完済するようにしてください。
ちなみに分割中のネットワーク利用制限が△の場合はお店によって変わりますが、そこまで減額されない買取店が多いです。
かといって売った後、分割支払いを完済しない場合は法的手段を取られることが多いので、継続して端末代金の支払いは必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
赤ロム端末は一部の制限はありますが、通信自体は可能です。
しかし、事情がある端末であることは変わりないので、安いからと言って安易に手を出すことはやめた方がいいでしょう。
リノスマでは赤ロム端末の買取・販売は行なってしませんが、ネットワーク利用制限が△のiPhoneを買取することが可能です。
機種はiPhone8〜iPhone14シリーズまでの買取を行っております。
ネットワーク利用制限が「△」のiPhoneももちろんですが、画面が割れたり、壊れたiPhoneも高額で買い取っているので、家に古いiPhoneが眠ったままになっている方は是非買取にも出してみてください。
すべて郵送で買取を行うので、自宅にいながら簡単に買取出すことができます。
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