iPhone買取専門店のリノスマです。
「iPhoneって高すぎる…」と思いながらも毎年買い替えている方、実は結構多いんじゃないでしょうか。円安の影響もあって日本での価格は上昇傾向が続いていますし、最新のiPhone17シリーズも決して安くはない。
ただ、買取の現場に毎日立っていると、ひとつ確信していることがあります。それがiPhoneの「リセールバリュー(再販価値)」の圧倒的な高さです。購入から2〜3年経ったiPhoneでも、驚くほどの値段で売れていきます。同じ価格帯のAndroidとは比較にならないレベルで。
この記事では、「iPhoneは高いけど実は損しにくい理由」を買取スタッフ目線で徹底解説します。リセールバリューの仕組みから、何年使うのが一番お得か、どのモデルが特に値崩れしにくいか、売る前に注意すべきポイントまで、具体的な数字とともにお伝えします。
iPhoneはなぜ毎年値上がりするのか?

まず前提として、iPhoneの日本価格が上がり続けているのは「円安」の影響が大きいです。Appleは米ドル基準で価格設定しているため、為替が円安に動くほど日本での価格は自動的に上がります。
ただしドルベースで見ると、iPhoneの価格はそこまで大きく変動していません。仮に1ドル100円の時代に戻れば、日本でのiPhone価格はかなり落ち着くはずです。つまり「iPhoneが高くなった」というより「円の価値が下がった」という側面が大きいのです。
Appleは開発・製造・OSをすべて自社で完結させている
iPhoneが高価な根本的な理由は、Appleが製品の設計からチップ(Aシリーズ)、OS(iOS)、内蔵アプリまで一貫して自社開発しているからです。一般的なAndroidメーカーのように、外部から調達したパーツを組み立てるだけとは、コスト構造が根本的に違います。
iOSは独自OSのため、Androidのような「メーカー間の価格競争」が起きません。Appleが強気な価格設定を維持できる最大の理由のひとつです。
Apple製品のエコシステムが乗り換えを難しくする
iPhone・Mac・iPad・Apple Watchが連携するAppleのエコシステムは、一度使い始めると他のOSに移りにくい設計になっています。「AirDropで写真を送る」「Macとクリップボードを共有する」「Apple Watchのロック解除」といった体験が日常になると、Androidへの乗り換えコストが自然と高くなる。
このエコシステムの強さがAppleのブランド力を支え、世界中で安定した需要を生み出しています。その結果、中古市場でもiPhoneへの需要は常に高く、これがリセールバリューの高さにも直結しています。
iPhoneのリセールバリューはなぜ圧倒的に高いのか

ここからが本題です。iPhoneを買うことが「意外とお得」な最大の理由は、リセールバリュー(中古買取価格)の高さにあります。

リセールバリューって、具体的にどのくらい違うんですか?

わかりやすく言うと、10万円で買ったiPhoneが2年後に5〜7万円で売れます。同じ価格帯のAndroidだと1.5〜3万円程度になることも多いです。毎日買取をしている現場感覚でも、iPhoneの値崩れのしにくさは別格です。
年数別・iPhoneリセール買取相場の目安
リノスマの買取実績をもとにした、iPhoneの年数別リセール相場の目安は以下のとおりです。
- 1年前のモデル:新品価格の7〜8割で買取可能
- 2年前のモデル:新品価格の6〜7割で買取可能
- 3年前のモデル:新品価格の5〜6割で買取可能
- 4年前のモデル:新品価格の3〜5割で買取可能
- 5年前のモデル:新品価格の2〜4割で買取可能
10万円のiPhoneを2年使って売却すれば、実質の使用コストは3〜5万円程度。同スペックのAndroidフラッグシップと比べても、トータルコストではiPhoneが有利になるケースが多いです。
なぜiPhoneはリセールバリューが高いのか?3つの理由
中古市場でiPhoneが強い理由は、単純なブランド人気だけではありません。
① グローバル需要がある
日本国内で売れ残った端末でも海外市場で需要があります。iPhoneはSIMフリーで世界中のキャリアに対応しており、東南アジアや中東でも中古iPhoneの人気は高い。買取業者は海外転売も見込んで強気に買い取れるため、消費者にとっては高値がつきやすい構造になっています。
② OSサポートが長く「使える端末」として評価される
2026年現在、2019年発売のiPhone 11でも最新の「iOS 26」が使えます。OSサポートが続く限り、中古市場で「まだ現役で使える端末」として評価されます。Androidは2〜4年でサポートが終わることが多く、この差がリセール相場にそのまま反映されます。
③ 需要が一定数安定している
世界でiPhoneを使いたい人の数が常に一定以上いるため、中古市場でも買い手がつきやすいです。Androidはモデルが多すぎて需要が分散する一方、iPhoneは機種の種類が少なくひとつのモデルに需要が集中しやすい構造です。
壊れたiPhoneでも売れるのは本当か?
買取の現場でよく驚かれるのが、「画面割れのiPhoneにもちゃんと値段がつく」ということです。Androidだとほぼ値段のつかないジャンク品でも、iPhoneなら機種・状態によって数万円になることがあります。
これは「部品取り需要」と「海外流通需要」が背景にあります。iPhoneの修理用パーツとして液晶や基板が取引される国際市場があるため、壊れていても価値がゼロにはなりにくいのです。
ただし、非正規修理(純正以外のパーツ交換)が行われたiPhoneは買取価格が下がるケースがあります。修理歴がある場合は事前に申告して、正確な査定を受けるようにしましょう。
画面・バッテリーを非正規パーツで交換していると、設定画面に「純正部品でない」旨の警告が表示されます。これが査定時に発覚すると減額対象になります。
リセールが高いiPhoneモデルはどれ?機種別の傾向

iPhoneといっても、モデルによってリセール相場には差があります。買取現場の経験から、値崩れしやすいモデルと値崩れしにくいモデルの傾向をお伝えします。
Proモデルは特にリセールが高い
同世代でもProおよびPro Maxモデルは標準モデルより高いリセール率を維持する傾向があります。理由は「生産数が少ない」「カメラ・チップの差別化が大きい」「長期間使いたいユーザーが選ぶ」という3点です。

Proを買うと初期費用は高くなりますが、売るときも高く売れるということですか?

そうです!絶対額は高いですが、リセール率(買取価格÷購入価格)で見るとProモデルは特に優秀です。2年後でも7割以上の価格がつくことも珍しくありません。
ストレージ容量による違い
同じモデルでも、ストレージ容量によってリセール相場は変わります。一般的には256GBがコストパフォーマンスと買取価格のバランスが最も良いとされています。128GBは普及帯で数が多いため値段が付きやすく、512GB・1TBは高値だが買い手が限られる面もあります。
| ストレージ | 特徴 | リセール傾向 |
|---|---|---|
| 128GB | 普及帯で数が多い | 値段は付きやすいが競争多め |
| 256GB | バランスが良い | リセール率・絶対額ともに◎ |
| 512GB以上 | ハイエンド層向け | 絶対額は高いが買い手が絞られる |
カラーによる差はある?
実は、カラーによっても多少の差が出ます。ブラック・ホワイト・シルバーなどの定番色は安定した需要があります。限定カラーや特定世代のみのカラーは好みが分かれるため、買取価格が下がることがあります。売却を考えているなら、定番カラーを選んでおく方が無難です。
iPhoneは何年使うのが一番得?リセールと実質コスト

「毎年買い替え派」と「長く使い続け派」、どちらが本当にお得なのか。リセール相場と年間コストで計算してみます。
1年ごとに買い替えるパターン
1年後のリセール相場は購入価格の7〜8割程度。つまり10万円のiPhoneを1年後に売れば7〜8万円になります。実質の年間コストは2〜3万円程度です。ただし毎年手続きと機種選びの手間がかかるため、こまめな管理が必要です。
2年ごとに買い替えるパターン(最もおすすめ)
2年後の買取価格は購入価格の6〜7割が目安。実質コストは3〜4万円で2年間使えるため、年換算では1.5〜2万円程度。リセール率の下がり幅が緩やかな期間内に売れるため、バランスが最も良いパターンです。
3〜4年使い続けるパターン
3〜4年後の買取価格は新品価格の3〜6割程度に落ちますが、年間コストで見ると2万円以下になることも多く、コスパは高い。ただし買い替えが遅いほど新型発売で一気に相場が下がるリスクがあります。
結論:2年サイクルの買い替えがリセール・年間コスト・使い勝手のバランスで最もおすすめ。毎年買い替えは管理コストが高く、3年以上は相場下落リスクが高まります。
| 買い替えサイクル | 売却価格(目安) | 実質コスト(2年) | 年間コスト換算 |
|---|---|---|---|
| 1年で売却 | 7〜8万円 | 2〜3万円/年 | 約2〜3万円 |
| 2年で売却 | 6〜7万円 | 3〜4万円/2年 | 約1.5〜2万円 |
| 3年で売却 | 5〜6万円 | 4〜5万円/3年 | 約1.3〜1.7万円 |
| 4年以上保有 | 3〜5万円 | 5〜7万円/4年 | 約1.25〜1.75万円 |
※購入価格10万円のiPhoneを美品状態で売却した場合の目安。機種・状態・タイミングにより変動します。
iOSのサポート期間が長い=長く使えて価値も維持できる

リセールバリューを支えるもうひとつの柱が、iOSの長いサポート期間です。2026年現在、最新の「iOS 26」に対応しているのはiPhone 11以降。2019年発売の機種でも最新OSが使えているのは、スマホとして異例のことです。
発売から5〜7年はiOSアップデートが続くとされており、Androidの一般的なサポート期間(2〜4年)と比べると圧倒的に長い。GalaxyやPixelでも7年アップデートを謳うモデルが登場してきましたが、まだ実績では差があります。
iOSサポートが長いとどんないいことがある?
- 最新のセキュリティアップデートが届き続ける
- Apple Intelligence(AI機能)など新機能が使える
- LINEや金融系アプリが動き続ける
- 中古市場で「現役端末」として評価される
- サポート終了に伴う急な買い替えが不要
OSサポートが終わったiPhoneでも、すぐに使えなくなるわけではありません。ただ、LINEや決済アプリは最低動作iOSバージョンを更新していくため、「急に使えなくなった」という事態が起こり得ます。長く安心して使うなら、発売から3〜4年以内のモデルを中古で買うのがひとつの基準です。
iPhone vs Android:リセールで比べると実質コストはどう違う?
「同じ価格帯のスマホを2年使って売る」という条件で比較してみます。
| iPhone(標準モデル) | Androidハイエンド | Androidミドルレンジ | |
|---|---|---|---|
| 購入価格 | 約100,000円 | 約100,000円 | 約50,000円 |
| 2年後の売却価格(目安) | 60,000〜70,000円 | 20,000〜35,000円 | 5,000〜10,000円 |
| 2年間の実質コスト | 約30,000〜40,000円 | 約65,000〜80,000円 | 約40,000〜45,000円 |
| iOSサポート期間 | 5〜7年 | 2〜7年(機種による) | 2〜3年 |
※あくまで目安です。AndroidのGalaxy SシリーズやGoogle Pixel上位機種は比較的リセール相場が安定しており、Androidの中では例外的に高い傾向があります。
注目すべきは「ミドルレンジAndroid」との比較です。5万円のAndroidスマホは一見コスパが良さそうですが、2年後の売却価格はほぼゼロに近くなることも多い。10万円のiPhoneを6〜7万円で売れると仮定すると、2年間の実質コストはむしろiPhoneの方が安くなる計算です。

安いスマホを買ってもリセールでほぼ戻ってこないなら、トータルでは高くつくことがあるんですね。

そうなんです。「本体価格が安い=コスパがいい」ではなく、「2年後に何円で売れるか」まで含めて考えるのがスマートな選び方です。iPhoneは初期コストは高いけど、売却まで考えると意外と差が縮まります。
iPhoneを一番高く売るベストなタイミングはいつ?
iPhoneのリセール相場は一定ではなく、時期によって大きく変動します。「いつ売るか」を意識するだけで、数千円〜数万円の差が出ることもあります。
新型発表直前(8月〜9月上旬)が最高値
毎年9月ごろに新型iPhoneが発表・発売されますが、その直前が旧機種の買取相場のピークです。新型が出ると旧機種の需要が一気に下がり、買取価格も連動して落ちていきます。「今使っているiPhoneを売りたい」と思ったときは、8月〜9月の新型発表直前がベストタイミングです。
新型発売日当日や翌日は旧機種の買取価格が一気に下がります。「発表を見てから売ろう」と思っていると手遅れになるケースも。発表前に動くのがコツです。
新学期・年度末も狙い目のタイミング
3月の年度末と4月の新学期シーズンは、スマホの需要が増えるため中古市場も活発になります。このタイミングは買取業者が積極的に仕入れを行うため、査定額が上がることがあります。また年末年始も同様で、買い替え需要が高まる時期は相場が動きやすいです。
避けるべきタイミング
逆に避けたいのは、新型iPhone発売直後と1月〜2月の需要が落ち着く時期です。新型発売後は旧機種が大量に市場に流通するため、供給過多で相場が下がります。急いでいないなら、次のピークタイミングまで待つことも選択肢のひとつです。
Apple下取りvs買取専門店:どちらが高い?
iPhoneを売る方法として「Appleの下取りサービス」と「買取専門店」のどちらを使うか迷う方も多いです。それぞれのメリット・デメリットを整理します。
| Apple下取り | 買取専門店(リノスマなど) | |
|---|---|---|
| 買取価格 | やや低め(Apple製品購入時のみ適用) | 現金で高値がつきやすい |
| 手続きの手軽さ | 購入と同時にできる | 査定・持込または郵送が必要 |
| 壊れたiPhone | 減額または対象外になりやすい | ジャンクでも買取可能 |
| 現金化 | Appleクレジットとして還元 | 現金で受け取れる |
| おすすめの人 | すぐに新型iPhoneを買う人 | 少しでも高く現金化したい人 |
Apple下取りは手続きが楽なぶん、価格は控えめなことが多いです。現金化したい場合や壊れた端末を売りたい場合は、買取専門店の方が圧倒的に有利です。
iPhoneを高く売るために知っておきたい注意点
せっかく売るなら、少しでも高く売りたいですよね。買取価格に影響するポイントを現場視点でまとめました。
バッテリー残量に注意
バッテリーの最大容量が80%を切っていると、多くの買取店で減額対象になります。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で確認できます。80%を大幅に下回っている場合は、バッテリー交換(Appleで1万円台〜)してから売った方がトータルで得になるケースもあります。
非正規修理・部品交換歴
Apple正規店や正規サービスプロバイダ以外での修理歴(画面交換・バッテリー交換など)があると、iPhoneの設定画面に「正規部品ではない」旨の表示が出ます。これが確認されると減額対象になります。修理をするなら正規の修理店を選ぶことが、将来のリセール価値を守ることにつながります。
iCloudサインアウトを忘れずに
売却前にiCloudのサインアウトと初期化を行っておかないと、新オーナーがアクティベーションできず「赤ロム(iCloudロック端末)」になります。買取店では赤ロムは買取不可か大幅減額になりますので、必ず確認してください。
売却前のチェックリスト:①iCloudサインアウト ②「iPhoneを探す」をオフ ③初期化(すべての設定をリセット) ④バッテリー残量確認
付属品が揃っているほど高く売れる
箱・Lightning/USB-Cケーブル・イヤホンなど付属品が揃っているほど査定額は上がります。特に純正箱はコレクターや転売目的の買い手から評価されやすく、あるだけで数百〜数千円の差が出ることがあります。購入時の箱はとっておく習慣をつけておくと良いです。
手元に眠っているiPhoneは今すぐ売った方がいい理由
「古いiPhoneを引き出しに入れたまま」という方、実はかなり損しているかもしれません。スマホは放置すればするほど価値が下がっていきます。特にiPhoneは新型が毎年9月に発売されるため、次の発売タイミングごとに旧機種の相場が落ちていきます。
iPhone 17シリーズが2025年9月に発売済みの2026年現在、iPhone 15〜16世代は相場が落ち着いているタイミングです。次の新型発表(2026年秋予定)前に売却するのがベストです。
また、バッテリーは使わなくても自然劣化します。引き出しに入れたまま数年放置すると、バッテリー残量が低下して減額対象になるリスクも。「使っていないから売らなくてもいい」ではなく、使っていないからこそ早めに売るべきなのです。
FAQ:よくある質問
2年後の買取価格はiPhoneが購入価格の6〜7割程度なのに対し、Androidの多くは1.5〜3割程度になります。同じ10万円のスマホでも売却価格に3〜5万円の差が出ることがあります。ただしGalaxy S上位モデルやGoogle Pixel Proなど一部のAndroidは比較的安定しています。
新型iPhoneの発表直前(毎年8〜9月上旬)が最も高い傾向があります。新型発売後は旧機種の買取価格が一気に下がるため、売るなら発売前が狙い目です。3月の年度末・4月の新学期シーズンも需要が増え、相場が上がることがあります。
はい。画面割れ・バッテリー劣化などの故障品でも買取可能です。iPhoneはジャンク品でも部品取り需要や海外転売需要があるため、Androidとは異なり値がつきやすいです。リノスマでも故障・破損品を積極的に買取しています。
リセールバリューと年間コストのバランスから、2年サイクルの買い替えが最もおすすめです。1年は管理コストが高く、3年以上は相場下落リスクが高まります。2年で売れば新品価格の6〜7割が戻ってくるため、年間コストを最小限に抑えられます。
まとめ
iPhoneの本体価格が高いのは事実です。でも「本体価格だけで判断する」のはもったいない。リセールバリューの高さ・iOSの長いサポート期間・売るタイミングをうまく使えば、トータルコストはAndroidと同等かそれ以下になるケースが十分あります。
iPhoneが「結果的にお得」な理由は5つ。①リセールバリューが圧倒的に高い ②iOSサポートが5〜7年と長い ③壊れていても値がつく ④2年サイクルで売れば年間コストが最小化できる ⑤売るタイミングを選べばさらに高値になる
引き出しに眠っているiPhoneがあれば、ぜひ一度査定に出してみてください。「こんなに値段がつくの?」と驚かれる方も多いです。リノスマはサイト内で10秒簡単査定ができますので、まずはお気軽にどうぞ。


