iPhone買取・販売専門店のリノスマです。
日々多くのお客様のiPhoneに触れていると、発売から数年経った今でも「iPhone 12」がいかに多くの方に愛され、大切に使われてきたかを実感します。
手に馴染むフラットなデザイン、今見ても美しいディスプレイ、そして日常使いには十分すぎるほどの性能。新しいモデルが続々と登場する中でも、このiPhone12をまだまだ使い続けている人もたくさんいると思います。
「最新機種も気になるけど、このiPhone 12もまだまだ使えるし…」
「どうせ手放すなら、少しでも高く買取してもらいたい」
「でも、古い機種だし、バッテリーも劣化しているから大した金額にならないかも…」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、買取のプロがiPhone12を高く売るコツをお伝えしていきます。
iPhone12が今なお魅力的な理由

発売から数年が経過したiPhone12ですが、なぜ今もなお中古市場で人気があるのでしょうか。
それは、現在のスマートフォンの基準から見ても、十分に「現役」として通用する高いスペックと完成度を誇っているからです。まずは、iPhone 12シリーズのスペックを再確認してみましょう。
洗練されたデザインとSuper Retina XDRディスプレイ
iPhone12シリーズで最も大きな変化の一つが、フラットなエッジを持つデザインへの回帰でした。iPhone4や5を彷彿とさせるこのデザインは、手に馴染みやすく、スタイリッシュな印象を与えます。
航空宇宙産業レベルのアルミニウム(Proモデルはステンレススチール)フレームと、従来のガラスより4倍も頑丈な「Ceramic Shield」の採用により、美しさと耐久性を両立。この完成されたデザインは、多くのユーザーから今も高い支持を得ています。
また、全モデルに搭載された「Super Retina XDRディスプレイ(有機EL)」は、息をのむほどの美しさです。
液晶ディスプレイとは一線を画す、引き締まった黒と高いコントラスト比が、写真や動画をより鮮やかに、テキストをよりシャープに映し出します。この高品質なディスプレイ体験は、2025年の現在でも全く見劣りしません。
A14 Bionicチップによるパワフルな性能
iPhone12シリーズに搭載されている「A14 Bionicチップ」は、スマートフォン史上初めて5ナノメートルプロセスで製造された画期的なチップでした。
このチップの性能は非常に高く、最新のiOSにも問題なく対応し、複数のアプリを同時に動かしたり、グラフィックがリッチなゲームをプレイしたりといった高負荷な作業もスムーズにこなします。
日常的なブラウジングやSNSの利用はもちろん、動画編集などのクリエイティブな作業においても、ストレスを感じることはほとんどないでしょう。
このパワフルな心臓部があるからこそ、iPhone 12は「まだまだ戦える」モデルとして評価されているのです。
5G対応で快適な通信環境
iPhone12シリーズは、Apple製品として初めて「5G通信」に対応したモデルです。
サービスエリアは年々拡大しており、5G環境下では大容量のデータ通信や高画質な動画のストリーミング、オンラインゲームなどを、これまでにない速さで快適に楽しむことができます。
今後ますますスタンダードとなる5G通信にしっかり対応している点は、中古市場においても大きなアドバンテージです。
進化したカメラ性能
iPhone12と12 miniは広角・超広角のデュアルカメラ、iPhone12 ProとPro Maxはそれに望遠カメラを加えたトリプルカメラを搭載しています。
特に、暗い場所での撮影に強い「ナイトモード」がすべてのカメラで使えるようになり、撮影シーンの幅が大きく広がりました。
さらに、Proモデルに搭載された「LiDARスキャナ」は、暗所でのオートフォーカス性能を劇的に向上させたほか、AR(拡張現実)アプリの体験をよりリッチなものにしています。
Dolby Vision対応のHDRビデオ撮影も可能で、プロレベルの映像を誰もが手軽に撮影できる。このカメラ性能の高さも、iPhone12が根強く支持される理由の一つです。
iPhone 12シリーズ スペック一覧
スペック項目 | iPhone12 mini | iPhone12 | iPhone12 Pro | iPhone12 Pro Max |
ディスプレイ | 5.4インチ Super Retina XDR | 6.1インチ Super Retina XDR | 6.1インチ Super Retina XDR | 6.7インチ Super Retina XDR |
解像度 | 2,340 x 1,080ピクセル | 2,532 x 1,170ピクセル | 2,532 x 1,170ピクセル | 2,778 x 1,284ピクセル |
チップ | A14 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic |
ストレージ容量 | 64GB, 128GB, 256GB | 64GB, 128GB, 256GB | 128GB, 256GB, 512GB | 128GB, 256GB, 512GB |
メインカメラ | デュアル12MP(超広角, 広角) | デュアル12MP(超広角, 広角) | Pro 12MP(超広角, 広角, 望遠) | Pro 12MP(超広角, 広角, 望遠) |
フロントカメラ | 12MP TrueDepthカメラ | 12MP TrueDepthカメラ | 12MP TrueDepthカメラ | 12MP TrueDepthカメラ |
ビデオ撮影 | Dolby Vision対応HDR(最大30fps) | Dolby Vision対応HDR(最大30fps) | Dolby Vision対応HDR(最大60fps) | Dolby Vision対応HDR(最大60fps) |
生体認証 | Face ID | Face ID | Face ID | Face ID |
5G通信 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
防水性能 | IP68等級 | IP68等級 | IP68等級 | IP68等級 |
サイズ(高さx幅x厚さ) | 131.5 x 64.2 x 7.4 mm | 146.7 x 71.5 x 7.4 mm | 146.7 x 71.5 x 7.4 mm | 160.8 x 78.1 x 7.4 mm |
重量 | 133 g | 162 g | 187 g | 226 g |
【2025年最新】iPhone12シリーズの買取相場

iPhone12が魅力的なモデルであることは間違いありませんが、やはり気になるのは「で、結局いくらで売れるの?」という点でしょう。
ここでは2025年現在の最新の買取相場について、リアルな情報をお届けします。
なぜ今、iPhone 12の買取価格が注目されるのか?
最新モデルのiPhone16シリーズの登場や、iPhone13、14シリーズが中古市場でより手頃な価格帯になってきたことで、iPhone12の買取価格は緩やかな下落傾向にあります。
これは、新しいモデルが出るたびに起こる自然な市場原理です。
しかし前述の通り、5G対応や優れた基本性能を持つiPhone12は、初めてiPhoneを持つ人や、サブ機を探している層からの需要が依然として高く、買取業者も在庫を確保したいと考えています。
そのため、状態の良い端末であれば、まだまだ高価買取が期待できるのです。
キャリア・容量・状態別の買取相場目安(2025年時点)
買取価格は「モデル」「ストレージ容量」「端末の状態(傷の有無など)」「SIMロックの有無」によって大きく変動します。
以下は、一般的な買取業者における美品(目立つ傷がなく動作が良好な状態)の買取価格の目安です。
モデル | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
iPhone 12 | ¥15,000~¥30,000 | ¥15,000~¥35,000 | ¥20,000~¥38,000 | – |
iPhone 12 mini | ¥12,000~¥26,000 | ¥14,000~¥30,000 | ¥20,000~¥33,000 | – |
iPhone 12 Pro | – | ¥25,000~¥48,000 | ¥28,000~¥53,000 | ¥32,000~¥58,000 |
iPhone 12 Pro Max | – | ¥32,000~¥55,000 | ¥35,000~¥60,000 | ¥40,000~¥65,000 |
※上記はSIMフリーまたはSIMロック解除済みの端末を想定した上限価格に近い相場です。
※キャリア版、画面割れや傷、バッテリーの著しい劣化がある場合は、上記の価格から減額されるのが一般的です。
ご覧の通り、Proモデル、特にPro Maxは未だに高い価値を維持しています。
また、標準モデルでも容量が大きくなるにつれて買取価格は上昇します。あなたのiPhone12がどのくらいの価格帯に位置するのか、まずはこの表で確認してみてください。
査定額が変わる!?iPhone12を高く売るための6つのコツ

さて、ここからが本番です。iPhone12を高く買い取ってもらうための具体的な方法を7つご紹介します。
どれも少しの手間で実践できることばかり。
この一手間が、査定額を数千円〜アップさせることも可能です。
① 本体のデータをバックアップし、完全に初期化する
そもそも、初期化をしていないと買い取ってくれない店舗がほとんどですので、この手順はマストです。
- データのバックアップ: iCloudまたはPC(iTunes/Finder)を使って、写真や連絡先、アプリのデータなどをバックアップします。万が一に備え、大切なデータは二重にバックアップしておくとより安心です。
- 「iPhoneを探す」をオフにする:
「設定」→「[あなたの名前]」→「探す」→「iPhoneを探す」
をオフにします。これを忘れるとアクティベーションロックがかかったままになり、買取不可となる場合がほとんどです。
*OSによっては初期化の流れでOFFにすることが可能です - iCloudからサインアウト:
「設定」→「[あなたの名前]」
の一番下にある「サインアウト」をタップします。
*OSによっては初期化の流れでOFFにすることが可能です - すべてのコンテンツと設定を消去(初期化):
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
を実行します。これでiPhoneは工場出荷時のまっさらな状態に戻ります。
② 付属品はできる限りすべて揃える
新品で購入したときのことを思い出してください。箱、Lightningケーブル、SIMピン、説明書などが入っていたはずです。これらの付属品が揃っていると、「商品を大切に扱っていた」という印象を与え、査定額アップに繋がります。特に箱の有無は査定に響きやすいポイントです。
ただし、リノスマのように付属品の有無で査定額が変らない買取店もあります。
③ネットワーク利用制限を確認し「◯」にしておく
端末の代金を分割払いで購入し、まだ支払いが完了していない場合、「ネットワーク利用制限」が「△」や「×」になっていることがあります。
- ◯:残債なし。問題なく買取可能。
- △:残債あり。買取は可能だが、減額されるか、買取不可となる業者も多い。
- ×:不払いや不正契約など。通信が遮断されており、買取不可。
自身の端末の状態は、各キャリアのネットワーク利用制限確認サイトに「IMEI(製造番号)」を入力することで簡単に確認できます。IMEIは「設定」→「一般」→「情報」
で確認可能です。もし「△」の場合は、残債を一括で清算することで「◯」に変わります。最高額での買取を目指すなら、「◯」判定は必須条件です。
④本体をできる限り綺麗にクリーニングする
指紋や皮脂で汚れたディスプレイ、スピーカーの穴や端子に詰まったホコリ、ケースの隙間に溜まった汚れなどはなるべく綺麗にしておきましょう。
汚れが傷に見えて査定額が下がる恐れもあります。
柔らかい布(メガネ拭きなど)でディスプレイや背面を優しく拭き、爪楊枝やブラシで端子部分のホコリを丁寧に取り除くだけでも見違えるほど綺麗になります。
保護フィルムを貼っている場合は、傷がなければそのままの方が良い場合もありますが、気泡や傷がひどい場合は剥がした方が見た目の印象は良くなります。
⑤できるだけ早く売る決断をする
残酷な事実ですが、スマートフォンの価値は時間と共に下がり続けます。
特に新しいiPhoneの発表が噂される時期(例年8月〜9月)や、発売直後は、旧モデルの相場が大きく下落する傾向にあります。
「まだ使えるし、もう少し…」と考えているうちに、時期によっては買取価格は数週間で数千円単位で下がってしまうことも。一日でも早く査定に出すことが、高価買取を実現する最もシンプルで効果的な方法です。
⑥複数の買取業者を比較検討する
最後のコツは、1社だけでなく、複数の買取業者に査定を依頼することです。業者によって、在庫状況や販売ルート、強化しているモデルが異なるため、同じiPhone12でも査定額に数千円から、時には1万円以上の差が出ることがあります。
複数のオンライン査定を利用して、最も高い金額を提示してくれた業者を選ぶのが賢い方法です。手間を惜しまず相見積もりを取ることをオススメします。
iPhone買取専門店「リノスマ」は高く売れるのか?

様々な買取方法や業者がある中で、「結局どこに売ればいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。特に、長年使い込んだiPhone12だからこそ、「バッテリーの劣化」や「細かい傷」、「過去の修理歴」などが気になり、査定で大幅に減額されてしまうのではないかと不安に感じていませんか?
リノスマではバッテリー劣化と修理歴で基本的に減額することはありません。
リノスマで売るメリット
- ・バッテリー劣化による減額なし
- 一般的な買取店では、バッテリーの最大容量が80%を下回ると、数千円〜で減額されてしまいます。
- しかし、リノスマは“バッテリーは消耗品”という位置付けで、自社に経験豊富な修理スタッフが在籍しており、劣化したバッテリーを交換し再販することからバッテリー劣化で減額することはありません。長年使い込んだあなたのiPhone12も、バッテリーの心配は一切不要です。
- ・壊れていても高額買取OK
- 「画面が割れてるから…」「カメラのレンズにヒビが…」もうダメだと諦めないでください。リノスマなら、画面割れ、背面ガラスの破損、カメラの不具合といった故障がある、いわゆる「ジャンク品」でも高額で買取が可能です。
- 自社で修理・再販できるノウハウがあるからこそ、他社では価値がつかないとされた端末にも、しっかりと価格をつけることができます。
- ・非正規修理歴でも基本減額なし
- 街の修理店でバッテリーやディスプレイを交換した経験はありませんか?
- 多くの買取店では「非正規の修理歴がある」というだけで、大幅減額の対象となります。場合によっては100円とかになります。
- しかし、リノスマでは純正部品か互換部品かを問わず、独自の機能テストに合格しさえすれば、減額の対象にはなりません。
パーツの互換性に不安がある場合でも、プロのスタッフが責任を持って再整備するため、再販時のクオリティを担保できるのです。
さらに、これまでにご紹介した「付属品の有無」や「SIMロック解除の有無」で査定額が左右されることもありません。
「他店で数千円にしかならないと言われた」
「キャリアの下取りに出したら、数百円の価値だと言われてショックだった」
そんな経験を持つ多くのお客様のiPhoneが、リノスマでは数千円、場合によっては数万円も査定額がつくことも実際多くあります。
特に非正規での修理端末は高額買取りしているお店が少ないため、そうした修理歴ありの端末は他店と比べて高い買取り額になることが多いです。
簡単見積もり査定
まずは、あなたのiPhone12がいくらになるのか、オンラインの簡単査定で確かめてみてください。必要なのは、端末の情報と状態を入力するだけ。
もし査定額にご納得いただければ、問い合わせをいただき必要情報の入力をいただければ、梱包材や伝票がセットになった無料の宅配キットをお送りします。
届いた後はただiPhoneを入れて送るだけ。送料はもちろん、万が一キャンセルする場合の返送料も無料です。面倒な手間は一切ありません。
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まとめ
今回は、2025年におけるiPhone12の最新買取相場と、その価値を最大限に引き出すための具体的なコツについて、詳しく解説してきました。
iPhone12は、今なお多くの人にとって魅力的なデバイスです。
ただ、購入時期によっては新しいiPhoneに乗り換える方も多いので、乗り換えた際はこの記事を参考に手元のiPhone12をなるべく高い値段で買取に出してみてはいかがでしょうか!